症状別治療
首の症状について
日頃から首が凝る、首すじが痛い、朝起きたら首が回らない等の症状がある方
日常的には普段から首を良く動かすことが重要です。筋肉が伸び縮みすればポンプのような働きで血液循環を促進させて血行不良の状態を改善することが出来ます。
(なるべくゆっくりと動かして下さい、急激な運動は首を痛めることがあります。慢性化している場合は定期的な治療をお勧めします。)
軽いものから重篤な症状につながるものなので放置すれば回復が遅れ、日常生活に支障もきたしますので自己判断は禁物です。
また事故の大小に限らず症状が出現することが多いので、軽い事故だからといって楽観せずに必ず検査と治療をすることをお勧めします。
交通事故に限らず首に衝撃を受けた時もご来院下さい。
首の筋肉が炎症を起こしている状態なのであまり動かさずに安静にさせて下さい。
患部が熱っぽければ冷たいタオルなどで少し冷やしてもよいです。
間違っても強く押したりもんだりはしないで下さい!炎症を強くして悪化させるだけです(一時的に楽な感じがすることもありますが、感覚がマヒしているだけですので・・・)以外に長引くこともあるので早めに治療して下さい。
肩の症状について
肩の凝りや痛み、急に腕が挙がらない、腕にだるさやシビレがでた等の症状がある方
【 ベネット損傷 - SLAP損傷 - 野球肩(三角筋炎 - 腱板炎 - リトルリーガーズショルダー) - 水泳肩 - テニス肩 - ゴルフ肩 - バレーボール肩 - バドミントン肩 - 投擲肩 】
仕事などの合間にこまめな運動をすることが一番の予防となります。肩をすくめたり首を回したり、あるいは腕をまっすぐに伸ばすなどが有効ですが、なるべくゆっくりと肩回りの筋肉を引き伸ばしていくイメージで行ってください。改善が見られない時は定期的な治療が必要です。
主に肩甲骨回りの筋肉が炎症を起こし、そのままでは長い場合1年以上も症状が続くことがあります。
早めの治療が重要です、またあわせて痛めた部分に負担のかからないような運動療法も必要となりますのでご指導も致します。
日常的には物を持ったりせず、腕にかかる負担を出来るだけなくしてください。
三角巾などで腕を吊るのも有効です。
周囲炎と同様に重い物を持ったり、無理に使い続けたりせずに安静にすることが基本です。
損傷の程度によっては治癒には時間がかかるので早期に治療を始めるのが良いです。
テーピング固定や補強によって患部の保護や症状の軽減、微弱電流による治癒促進、EMSによる周囲筋の強化等を行います。
肘の症状について
スポーツ等で肘が痛くなった、物を持つと肘が痛い等の症状のある方
【 離断性骨軟骨炎 - 野球肘 - テニス肘 - ゴルフ肘 - 水泳肘 - 岩登り肘 - バドミントン肘 - 卓球肘 - 投擲肘 】
しばらくは練習を控えて患部を冷やし安静状態にして下さい。
当院では患部に特殊電気治療を施し、関連している筋肉のハリを取る手技療法を行っています。またテーピングで患部の負担を改善させたりもしますので練習を休めない、動かしたいなどの場合にも対応しています。
しばらくは練習を控えて患部を冷やし安静状態にして下さい。
当院では患部に特殊電気治療を施し、関連している筋肉のハリを取る手技療法を行っています。またテーピングで患部の負担を改善させたりもしますので練習を休めない、動かしたいなどの場合にも対応しています。
手の症状について
物を持ったり握ったりすると痛い、指をぶつけて腫れた等の症状のある方
【 腱鞘炎(ド・ケルバン病) - キーンベック病 - コーレス骨折 - ボウリング腕 - 上腕二頭筋長頭腱炎 】
基本的に安静を保つのが一番です、出来る範囲で構わないので手を休ませて下さい。
熱っぽい時は氷のうや保冷材などで患部を冷やして下さい、湿布と併用すると効果的です。
当院では微弱電流(マイクロカレント)により患部の炎症を抑え治癒を促進させます。
必要に応じて固定やテーピングも行います。
熱感、腫れ、内出血などがありましたらなるべく患部を高くして良く冷やして下さい。
動かさずに安静状態を保ち、当院にご来院下さい。
患部を固定やテーピングに加え、治癒促進のためにマイクロカレントによる治療を行います。
指輪をしている方は腫れがひどくなる前に必ずはずして下さい!抜けなくなるなり、血管を締め付けて指先が壊死する危険があります。
腰の症状について
背中や腰が重く痛い、ぎっくり腰、お尻から足にかけて痛みやしびれ等の症状のある方
【腰椎分離症 - 腰椎すべり症 - 椎間板ヘルニア - 梨状筋症候群 - 筋筋膜性腰痛 - 卓球腰 - サーフィン腰 - スノーボード腰 - サイクリング腰 - スキー腰 】
かなり痛みの強い時は比較的痛くない方を下にして横向きに膝を抱えるぐらい曲げて寝た状態、または上向きで膝を立てるようにして寝る(膝の下に大きめなクッションなどを入れると楽です)と痛みが軽くなります。
基本的には安静にすることが大事です、我慢することは悪化の原因となりますので早期の治療をお勧めします。
分離やすべりがあることにより腰や脚の筋肉やじん帯、神経に影響を与え症状が出るので日頃からストレッチや背伸びなどをして背中や腰回りの筋肉の伸び縮みをさせておくとよいです。当院では検査した上で筋肉に対してバランスを取り、痛みや神経症状には電気療法にて改善させていきます。
就寝時は横向きに寝て、股関節と膝をなるべく曲げると神経の通りが楽になりやすいです。(座る形で横になる感じです)
普段は腰を冷やさないようにカイロなどで良く温めたりするのも有効です。
神経症状は治りづらいので早めに当院での特殊電療による治療をお勧めします。
膝の症状について
曲がらない、歩くと痛い等の症状のある方
【離断性骨軟骨炎 - ランナー膝(オスグッド・シュラッター病 - 腸脛靭帯炎 - 棚障害 - 鵞足炎) - ジャンパー膝 - サッカー膝 - 平泳ぎ膝 - バレーボール膝 - バスケットボール膝 - テニス膝 - ジョギング膝 - ウォーキング膝 - サーフィン膝 - スノーボード膝 - 卓球膝 - スキー膝 - 膝蓋骨脱臼 - 半月板損傷 - 靭帯損傷(外側側副靭帯損傷 - 内側側副靭帯損傷 - 前十字靭帯損傷 - 後十字靭帯損傷) - 関節軟骨損傷 】
膝に負担をかけないようにすることが第一です。安静状態を保ち、早めに来院して検査をしましょう。
当院では程度によりますがテーピング等での患部の保護やシーネと呼ばれる支えを作り固定をした上でマイクロカレントで治癒促進の治療、治癒後のリハビリまで行います。
お医者さんに診てもらうと「治らないよ」と簡単に言われることがあると思います。
確かに変形が治る訳ではないのですが、理解していただきたいのは変形=痛みではないと言うことです。患者さんと話をしていますと「今日は調子が良い」、「今朝は大丈夫だった」このような言葉を良く聞きます。確かに変形は痛みの原因ではありますが変形があっても調子が良い時はあるのです。
しっかりとした治療をしていけば良い状態が少しずつ長くなり、結果として日常的に痛みのない生活に変えていけるということなのです。
当院では痛みを軽減させる治療はもちろんですが痛みの出にくい状態にするためEMSによる膝回りの筋力強化と手技による筋バランスを整える治療をしています。
外傷の症状について
骨折、捻挫、脱臼、打撲、挫傷等のケガをした、また治りが悪い方
【 疲労骨折 - 筋痙攣 - イップス 】
基本はRICE処置となります。
動かすと痛い場合は早めの処置が重要ですが、問題は軽い場合です。
捻挫などでもそうですが、あまり痛みが強くないと大したことはないと無理をしてしまうケースが良くあります。あとから痛みが強くなったり、なかなか治らずに症状が慢性化してしまうといったことが起きやすいので、軽いからと油断せず早めの治療をお勧めします。
脱臼
脱臼と言うと関節が外れたものと軽く考える方も多いでしょうが、脱臼は関節が外れたことよりも、それによりじん帯や筋肉などの組織が傷ついてしまうということの方が重要なのです!
つまり単純にもとに戻すだけではダメだということです、しっかりとした固定や治療、その後のリハビリが必要となります。
外れた状態ではもちろんですが、外れてからすぐ戻ったような脱臼でも必ず当院にて治療を行うことをお勧めします。
RICE処置をしてご来院ください。
患部をテーピング固定等で負担を軽減させ、治癒促進の治療を致します。